在来種の玄そばで作る自家製粉の十割そばを、気取らずカジュアルに「そば処 白山」＠松本市

そばの屋台からスタートした「そば処 白山」は、「早くておいしい、盛りよく安い」が30数年来変わらないモットー。「鼻から抜ける香りが違う」と松本･奈川産の在来種の玄そばを仕入れ、1～2日で使い切る分だけ自家製粉するから、いつでも挽きたての風味の良いそばが楽しめます。

十割そばは、甘皮も一緒に挽き込んだ、やや黒味がかった田舎そば。「十割そば 盛そば」（200g／800円）。盛そばは100g単位で増量できます♪

つなぎを一割使った「1：9（いちく）」の盛そばは、茹でる前のそば100g500円、200g600円という手頃さで人気。コシのある十割の盛そばも100g700円、200g800円というから驚きです！まずは食卓に用意された岩塩水につけてひと口。そば本来の香りと味を噛みしめて。地元の醤油を3種配合し、たっぷりの鰹出汁と合わせたそばつゆも評判で、お代わりする人も多いほど。そばのお供には、軽やかに揚がった天ぷらがおすすめです。

「天ぷら」（800円）は、エビ2尾と野菜を盛り合わせた2人前のボリューム。ハーフ400円もあります！

＼安うまの流儀！／
常連さんや、遠くから
わざわざ来てくれる方に
喜んでほしいので、
薄利多売で続けています。
店主　立花さん

店舗は、平屋の白い建物が目印。店内には、ヒノキの一枚板のテーブルと丸太椅子がならぶ落ち着いた雰囲気です。お昼どきは混雑必至ながら、店内が広く回転が早いのもうれしい、知って得する一軒です。

※本記事は月刊長野Komachi2021年7月号「おいしいそばを食べに。」特集の一部を転載したものです

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