あらゆる世代に向けて中華の魅力を伝える一軒「中国料理 桃花（とうか）」＠佐久市

この道50年の店主が腕をふるう料理は、量だけでなく味も満足度大。100種超のメニューはどれもボリューム満点なので、店を出る時に「物足りない」と思う客はきっといないはず。

「五目あんかけかた焼そば」（880円、持ち帰り860円）は、開業以来つぎ足し続けてきた白湯スープがコクの秘密。鶏もも肉を贅沢に使ったスープのコクと具の旨みが見事に調和しています。揚げ麺のパリパリ感とあんの旨みを賞味あれ！

ご飯物でおすすめは、甘口醤油ダレで煮込んだチャーシューがたっぷり入った「チャーシューチャーハン」（670円）。多様な隠し味で甘みと酸味のバランスを追求した「酢豚」（750円）も人気のメニューです。テイクアウトは各20円引き。

＼作り置きなし！出来たてをどうぞ！／
店主の大八木さんは東京出身。銀座などで修業後、1993年に奥さまの故郷である佐久市で独立開業しました

地産地消にこだわっているため、高原野菜の収穫期はおいしさもひとしお！米やネギは実家で栽培しており、佐久産100％。「実家から仕入れる分、安価に提供できるんです。中華は庶民派から高級料理まで幅広いだけでなく、お客さまの好みに合わせて辛さや麺の硬さを調節できる柔軟性が魅力。老若男女に楽しんでもらっています」とご主人。また、「酢豚」の隠し味として梅干やりんご酒を加えるなど、多彩なアレンジも持ち味。「中国料理 桃花」ならではの重層的な味わいを堪能して。

（長野Komachi2021年4月号に掲載）

◆通信販売・定期購読はこちら
https://naganokomachi.stores.jp/