須坂駅から徒歩で回れる町の中心部には老舗が点在。見学や体験できるスポットも多いので、町の歴史をもっと知ることができるかも。おいしい老舗グルメも盛りだくさんです!
1. 塩屋醸造(しおやじょうぞう)
手仕込みを貫く天然醸造の蔵元
木桶で仕込む味噌や人の手で丁寧に搾る醤油など、江戸時代の製法を今に受け継がれます。安曇野産の大豆や米を使うなど、材料も厳選。複雑な味わいの「玉造りみそ」(637円~)や地元産ハチミツ入りの「蜂蜜味噌」(756円)など、個性豊かな味がそろいます。予約をすれば味噌蔵の見学も可能で、味噌汁や味噌漬けもふるまってくれます。
2. 綿幸(わたこう)
江戸期の土蔵を無料で一般開放
町の中心で170年以上にわたって呉服店を営む。現在は二連の店蔵から成り、店舗隣りの土蔵を一般開放しています。1階はランプや陶器、絵画などが並ぶギャラリー「綿幸サロン」、2階は店を営む中野家に代々伝わる貴重な品々を展示する「蔵の美術館」。個人の所蔵とは思えない多彩な展示物に驚かされれます。
3. 盛進堂 (せいしんどう)
和洋の銘菓がそろう町のおやつ処
ハチミツ入りの生地でこし餡と小布施栗を包んだ「栗中華」(238円)や、シナモン風味の生地でリンゴとサツマイモクリームをサンドした「りんごどら焼」(194円)など、名物が多数。ナガノパープルとシャインマスカットの果肉が入ったふわふわの「ロールケーキ」(1切れ270円)は、秋だけの味です!
●住所
長野県須坂市須坂1272
●電話番号
026-245-0385
●営業時間
7時~20時
●定休日
なし
【中町店】
●住所
長野県須坂市上中町158
●電話番号
026-245-0315
●営業時間
9時~17時
●定休日
なし
4. 寿し・割烹 松風(すし かっぽう まつかぜ)
路地裏に佇む、須坂の奥座敷
明治35(1902)年創業の老舗寿司店。会席料理も得意としていて、接待やお祝い、法事の席で利用する人も多い。一方で、老舗の味を手軽に楽しめる平日限定のランチも好評です。ちらし寿司やばらちらし、豚角煮など、8種の丼の中から2つ選べる「陽之昼 小丼ぶり」(1,815円)は、ファンの多いお得な一品です。
長野県須坂市本上町41
●電話番号
026-245-0164
●営業時間
11時30分~14時(13時LO)、17時30分~21時(20時LO)※要予約
●定休日
火曜(祝日の場合は営業)
●HP
https://www.mtkz.jp/
5. 遠藤酒造場(えんどうしゅぞうじょう)
新ブランドにも果敢に挑む老舗酒蔵
元治元(1864)年に須坂藩主御用達の酒蔵として創業。フラッグシップである「渓流」を筆頭に、生酒や生原酒など、できたての味で魅せる「直虎」、彗星のごとくすっきり後味が消えていく「彗(シャア)」など、個性あふれるラインがそろいます。約30種類の味を無料で飲み比べできる試飲コーナーも大人気。
長野県須坂市須坂29
●電話
026-245-0117
●営業時間
8時30分~17時30分
●定休日
1月1日・2日
●HP
https://www.keiryu.jp
●備考
試飲コーナーは新型コロナウイルス感染防止のため、現在サービスを休止中
6. 旧小田切家住宅(きゅうおたぎりけじゅうたく)
製糸業で栄えた町の歴史を今に伝える
須坂の製糸業発展に貢献した豪商・小田切家の旧邸宅を一般公開。広々とした座敷や美しい組子細工が施された欄間などから、その繁栄ぶりを知ることができます。3種類の樹木が絡み合い、1本の木のようになった“むすびの樹”に願い事をすれば、御縁を大切にして大成した小田切家のパワーにあやかれるかもしれません。
長野須坂市須坂423-1
●電話
026-246-2220
●営業時間
9時~17時、1 ~2月は9時30分~16時30分(入館は30分前まで)
●定休日
木曜
●HP
http://www.culture-suzaka.or.jp/otagiri/
須坂市では老舗とスイーツを体験できるイベントを開催されます。
11/14(土)
蔵の町須坂のノスタルジックな町並みとスイーツを楽しむ!
「スイーツパーティー&路地裏と老舗めぐり」
11/23(月・祝)
須坂産シャインマスカット&りんごを使用した
「和菓子作り(フルーツ大福)体験」
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