果樹園ならではの楽しみとおいしさを満喫できる農園カフェ「pique-nique garden＆cafe（ピクニック ガーデンアンドカフェ）」。旬の果実を味わうスイーツ＆食事を味わおう！＠長野県小布施町

後継者不足と耕作放棄地の増加が叫ばれる中、リンゴの産地として培われてきたブランドを守り、次世代に継承すべく農業に取り組んでいる「フルプロ農園」。「フルーツをもっとたくさん食べてもらいたい」と、楽しみながら味わえる農園併設の体験型カフェを2024年11月にオープンしました。

味は良いものの見た目の理由で規格外とされるフルーツをムダにせず、料理や加工品に活用することでフードロスの削減にも貢献しています。自家農園で採れるリンゴやモモ、クリはもちろん、地元で収穫されたブドウやナシなど、旬のフルーツを使った料理やスイーツをラインナップ。

食事メニューは、信州牛100％のパテとスライスしたリンゴのさわやかな酸味がアクセントになった「信州牛100％ハンバーガー」。すりおろしたリンゴと信州牛をじっくり煮込んだ、スパイスの中にほのかな甘みを感じる「りんごと野菜のキーマカレー」の2種類。ともにサラダ、ドリンク、スープ付きは1,300円。単品は980円。

「自家製アップルパイプレート」（780円）。※数量限定
食感を楽しめるよう大きく切ったリンゴをキャラメリゼしたアップルパイにバニラアイスを添えて。

アップルパイやスコーンなど定番のスイーツのほか、季節のフルーツを使った限定メニューも用意しています。

揺らめく茶葉を眺めながら香り高いお茶が楽しめる。ホットの場合、お湯のおかわりOK。「茶葉ひらく台湾茉莉花茶」（450円）

「蛇口から出るりんごジュース」という産地ならではの体験ができるのも魅力。専用のカップを購入し、蛇口をキュッとひねればスッキリした甘味でごくごく飲めるジュースが蛇口からでてきます！
「蛇口から出るりんごジュース」（S/200円、M300円）

地元で採れたりんごを使ったジュースやジャムも販売しています。
左から、「りんごジュース（200ml）」（300円）、「りんごバター」（400円）、「りんごジャム」（300円）。

無垢材など本物にこだわったというナチュラルテイストの店内。リンゴ畑を眺めながらのんびりランチやティータイムが楽しめます。
また春には隣接する農園での収穫体験やガーデンピクニックを楽しむこともできます。

〈MENUの一例〉

りんご農家のブリュレチーズケーキ　780円
りんごのオブジェ風農園キャロットケーキ　480円
パイン＆アップルスムージー　500円
小布施牛乳カフェオレ　450円
シードル　600円

※長野Komachi2025年4月号に掲載された内容です。最新情報をご確認の上、ご利用ください。