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日本の滝100選に選出され、紅葉期は燃え上がるような紅葉が!「米子大瀑布」@長野県須坂市

公開日:2024/10/11

[PR]須坂市

 米子大瀑布(よなこだいばくふ)は、須坂市街から車で40分ほどのアクセスにあり、複数峰による四阿火山カルデラの断崖を流れ落ちる不動滝(落差89m)と権現滝(同82m)の2つの滝の総称であり、日本の滝100選にも選ばれている名瀑です。

 

 

◆米子大瀑布 周遊マップ(クリックで拡大)

米子大瀑布は登山道になるのでトレッキングができる準備が必須です。1周すると約2時間かかるので時間には余裕を持って訪れましょう。反時計回りに周遊するのがおすすめです。

 

季節ごとのコントラストが見事な2つの滝

米子大瀑布を形成するのは「不動滝」(落差89m)と「権現滝」(落差82m)の大きな2つの滝。いつの季節も壮麗さと迫力を兼ね備え、いつまでも眺めていたくなるような名瀑。特にグリーンシーズンとオータムシーズンでは、印象がガラッと変わります。

 

反時計回りに周遊すると最初に訪れるのが不動滝。不動滝は昔から修験者の修行場として知られ、今でも行者の滝に打たれる姿を見ることができます。不動滝は間近まで近づけるので、滝の飛沫やダイナミックな轟音を体感することができます。特に水量が多くなる雨の翌日はおすすめ!

 

次に訪れる権現滝は不動滝と比べても落差に大きな差はなく岸壁の間を細い水束が流れ落ちていきます。権現滝はやや遠目からみる形になるので、ダイナミックさでは不動滝に一歩譲る形になりますが、その分木々とのコラボレーションが素敵です。夏の深緑や秋の紅葉とセットで楽しむのがデフォで、多くの写真愛好家にも楽しまれています。

 

権現滝から20分ほど歩けば、米子鉱山跡地に着きます。ここは昭和中期まで硫黄鉱山として活用されていて、約1,500人の作業員とその家族が現地で住み暮らしていました。ここは不動滝と権現滝の両方を眺められるポイントで、夏と秋のコントラストも一番感じやすいポイントです。ここはトイレがあり、携帯電話もつながりやすい場所なので、折角ならここまで歩くことをおすすめします!

 

途中には滝以外にも数多のビュースポットがある

米子大瀑布は上信越国立公園の一部。周囲一体はとんでもない広さです。それだけに見どころは滝だけに収まらず、たくさんのフットパスポイントがあります。ゆっくり散策を楽しみましょう。

 

スタート地点には昨年新しくなったばっかりの休憩所&トイレがあります。情報収集も兼ねて、ここでゆっくり準備を整えましょう。

 

その昔、修験者がここで雨宿りをしたと言われる「雨宿岩」。大きな自然岩です。

 

雨宿岩から歩くとすぐの場所にある「奥万橋」。ここは吊り橋なので一人ずつ渡ることになります。橋の上から眺める川がきれいですが、混雑時は注意が必要です。

 

スタート地点から30分ほど歩くと、不動滝はもうすぐ。その前に米子不動尊奥之院本堂があります。作業車が入り込めない地形のため修繕は容易ではないようですが、不動尊としては日本三大不動尊の一つとして数えられています。

 

米子不動尊奥之院の向かいには、その昔に山小屋だった建物を改装再オープンした「根子岳山荘」があります。現在はカフェとして営業しており、テラスから眺める自然の風景も素晴らしい。疲れた登山者をやさしく癒やしてくれる淹れたてのコーヒーでホッと一息。

 

これら以外にも山野草や北信五岳や北アルプスまで眺められる眺望など、見どころがたくさんあるのが米子大瀑布の特徴。ぜひとも一周歩いて隅々まで体感してください。

 

紅葉期はマイカー規制に注意

紅葉期の週末(10/19.20、26.27)はマイカー規制になっていて、自家用車とバイクの乗り入れはできません。麓にある日帰り温泉施設「湯っ蔵んど」でシャトルバスに乗り換えてアクセスする形になります。

●シャトルバス運行日
2024年10月19日(土)・20日(日)・26日(土)・27日(日)
●料金
大人(中学生以上)1,500円、小学生750円、未就学児以下は無料
●乗り場
関谷温泉 湯っ蔵んど(長野県須坂市仁礼7)
●運行時刻
行き:湯っ蔵んど発 7時30分~以降13時まで30分間隔で運行
帰り:米子大瀑布発 9時20分~以降16時まで約30分間隔で運行
→ 詳細な時刻表は https://www.city.suzaka.nagano.jp/soshiki/5020/1/5635.html

 

シャトルバス利用or環境保全金協力者に配られる「米子大瀑布カード」

シャトルバスに乗車する、もしくは米子大瀑布保全入山協力金を支払うと貰える「米子大瀑布来訪記念特典付きカード」。これは単なる記念品ではなく、これを須坂市内の協力店舗&施設で提示すると各店ごとの特典が受けることができる。

会計総額からの割引だったり、粗品プレゼントだったり、須坂動物園に無料で入園できたりと、お得が満載の特典付きカードなので、米子大瀑布の帰りにはぜひとも活用したい。

特典使用可能店舗は → https://www.city.suzaka.nagano.jp/kanko_bunka_sports/kanko_event/2/5707.html

 

 

米子大瀑布(よなこだいばくふ)

●住所
長野県須坂市米子(須坂市内から自動車で約40分)
●料金
保全入山協力金 1名500円、中学生以下は無料
※10/12~11/4のシャトルバス運行日以外
●問い合わせ
須坂市商業観光課 TEL.026-248-9005(平日の8時30分~17時15分)
信州須坂観光協会 TEL.026-215-2225(9時~17時)
●HP
https://yonako.jp

 

 

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