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国家資格を持つ職人と共につくる、“記憶に残る”ブライダルリングをクラフトジュエリー「Tee.」で@長野県上田市

公開日:2024/07/25

[PR]Tee.

上田市中央の、閑静な住宅地に佇む小さなジュエリー工房「Tee.」。

工房名に込められた、「Tシャツにも似合うカジュアルさ」と「ティーンエイジャーのような遊び心」のあるジュエリーを、という願いそのままの、男女関係なく身につけやすい、気取らないデザインのオリジナルジュエリーを製作・販売するほか、
オーダーメイドのブライダルリングの製作を行っています。

ジュエリー製作を担当する2人ともが、国内トップクラスのジュエリー工房に長年勤めた経歴を持ち、さらに「一級貴金属装身具製作技能士」というジュエリー制作に関する国家資格を持っているという同店。確かな技術力を持つ“クラフトマン”が手がけるブライダルリングは、素材や細かい加工に至るまでクラフトマンと直接話しながら決められるカスタムオーダーメイド方式です。

「指輪を作る過程自体も大切な思い出になってほしい」と語る「Tee.」のみなさんに、同店のことやブライダルリングのオーダー過程について詳しくお話を伺いました。



《Index》
クラフトジュエリー「Tee.」とは
ふたりで一緒に悩んで決めるカスタムオーダーメイドリング
ブライダルリングオーダー事例

気取らない大人のジュエリー
駐車場について


「直接お客さんが喜ぶ顔が見たくて。」

「Tee.」は、世界的に活躍したジュエリーデザイナーの工房で専門技術を磨いた早川智也さんと妻の侑佳さんが、「自分たちの手でお客様にジュエリーを届けたい」と長野県上田市に2020年にオープン。

2024年の1月から早川さんと同じ工房で働いていた後輩の岡野あゆみさんが加わり、3人体制となりました。

ご実家が工場だったこともあり、子どもの頃から“ものづくり”が身近にあったという早川さん。
中学生ごろからファッションに目覚め、ファッションデザイナーを志して入学した服飾の専門学校でジュエリーと出会います。はじめは「ジュエリー=女性がつけるもの」という先入観があったそうですが、職人は男性が多いと知ったり、自分でも作ってみるようになったりしたことで製作にハマっていくように。卒業後も、知り合いが働いていたジュエリー工房に就職。以来、職人一筋で仕事を続けてきました。

そんな中、会社の中でジュエリー制作に関わる国家資格である「貴金属装身具製作技能士」の試験を受けてみようという話が持ち上がります。一級の合格率は30%という厳しい試験ですが、早川さんは見事突破。「一級貴金属装身具製作技能士」の資格を手にしました。
「きちんと定められた寸法通りにつくることや、時間内に正確に作業を終えるという、仕事として当たり前の姿勢が身についたので、チャレンジして本当によかったです。」と早川さんは振り返ります。

そんな国内でもトップクラスの技術を身に着けた早川さんですが、渡されたデザイン画通りにひたすらジュエリーをつくり続けるサラリーマン的な働き方や、周りも一級の資格を持っている、これより上に行きようがないという環境に物足りなさを感じ、自分の作品の製作を開始。妻の侑佳さんとクラフトフェアなどに参加するようになりました。

「その場でお客様に直接手渡しができて、喜んでもらえるのがうれしくて。これならずっと続けられそうだなと思いました。」

そして独立を機に長野県に移住し、2020年、 上田にジュエリーショップ「Tee.」をオープンしました。

2024年からメンバーに加わった岡野さんも、早川さんと同じジュエリー工房の出身。服飾の専門学校でジュエリーの金属加工の面白さに目覚め職人となったところも早川さんと似ており、一級貴金属装身具製作技能士の資格も持っています。

前職の工房では、個人の意見もできるだけ尊重してくれる環境ではあるものの、きらびやかな装飾が特徴のハイジュエリーを作る工房だったため、商品の値段はどうしても高額になり、若い世代が購入しづらい価格帯だったことが気にかかっていたそう。
もっと同世代の人がつけられるジュエリーを作りたいという気持ちがふくらんでいたところに早川さんから誘いがあり、上田へやってきました。

「手作業が多いものが好き」という岡野さん。「Tee.」では早川さんとともにオーダーをもらったジュエリーの製作や、店頭に並べるオリジナルジュエリーの製作を担当しています。知らないお客さんがふらっと来てくれる出張イベントも面白く、今後積極的に参加したいとのこと。

そして、早川さんと岡野さんが「つくること」に特化しているなかで、その他の業務を担当する侑佳さん。服飾の専門学校を卒業しアパレルの販売員などを経験し、色彩検定などの資格も持っている侑佳さんは、パーソナルカラー診断のサービスも担当しています。

「(クラフトマンの)二人が以前勤めていた工房の作風と比べるとシンプルなデザインなので、物足りなくないのかな、と思うこともあります。でも二人にとっては違うみたいで。
やっぱり直接お客さんの要望を聞いたり、商品を手渡しして喜んでくれる顔が見られることの方がうれしいみたいです。」
と語る侑佳さんのお話を聞きながら、「Tee.」の最大の魅力はこの心のこもった“ものづくり”への姿勢なのではないかと思い、筆者の心もほっこりとあたたまったのでした。

「ジュエリー=ファッションの一部。特別なものではなく、毎日つけられるものを。」

「ジュエリーって、最後に買うものというイメージがあると思うんですよね。」と早川さん。

「おしゃれをしたいと思った人は、たいてい服や靴やバッグなどから揃えていくんですよね。ジュエリーは後回しにされる。でもジュエリーまでそろえて完璧になってもらいたい。おしゃれしたい人たちにとって、服と同等の存在になれたらいいなと思っています。
ジュエリーだけ並んでいるからどうしてもジュエリーショップ、という肩書にはになってしまうけど、服屋さんを除く感覚でお店にも気軽に遊びに来てほしいですね。」とのこと。

また、岡野さんは
「シルバーの色味って、白に近いこともあってどんな洋服にも合うと思っていて。全身黒でも、カラフルな色の服にも合わせられる。365日着けていても違和感がないものだと思っています。毎日使えて、磨けば何年も使えると考えれば値段も高くないですし。ジュエリーを買ったことがない人でもつけやすいものをつくりたいなと思っているので、日々のファッションに取り入れてほしいです。」とおっしゃっていました。

侑佳さんが行うパーソナルカラー診断も、「ジュエリーをファッションとして楽しんでもらいたい」という活動の中の一環。
自分に合う服の色を教えてもらえるだけでなく、髪の色やメイクの色のアドバイスももらえます。
ジュエリー選びに悩んでいる人の力にもなれたら、とのことで、自分に似合うものがわからなくて悩んでいる人はぜひ相談してみて。


職人と直にやりとりを重ねながら作るブライダルリング

「Tee.」が手がけるブライダルリングの特徴は、「クラフトマンと直接やりとりしながら進められる」ところ。

早川さん自らが接客を担当し、クラフトマンの目線で素材や加工の特徴を説明してくれ、ちょっとした疑問や要望などにも応えてくれます。

オーダー方法は、数パターンの中から自由に組み合わせる「カスタムオーダーメイド方式」と、一から一緒にデザインをつくっていく「フルオーダーメイド方式」の2種類。

今回は、気軽に自分たちだけのオリジナルリングが作れる「カスタムオーダーメイド方式」の製作過程を簡単にご紹介します。

1.素材
・イエローゴールド→あたたかなゴールドの色味。日本人の肌になじみやすい
・ホワイトゴールド→一番人気。柔らかな銀色でやさしい印象
・プラチナ→一般的な結婚指輪に一番多い。深みのあるずっしりとした存在感

2.リングの形
・甲丸→円を半分にしたような丸いフォルム。ナチュラルな雰囲気
・平甲丸→円を潰して平らにしたような、角のない楕円形のフォルム。カジュアルながら品がある
・しのぎ→表面を削ってエッジを出したフォルム。クールな印象

3.太さ
2mm、2.5mm、3mm、4mmの4種類から選べる。
細い方がさりげなく、どんなシチュエーションにも合う。
太くなると存在感が出るので、プライベートにしか着けない人やおしゃれ使いしたい人に◎

4.表面の加工
・ツヤ仕上げ
・マット仕上げ
・鎚目模様→ハンマーで叩く凹凸によって模様をつける加工。さらにマットとツヤ仕上げから選べる
・ヘアライン→髪の毛のような細かいラインを入れる加工。きらきらと繊細に輝く
・白荒らし→ざらざらとした手触りのある、しっかりと表面を荒らしてツヤをなくしたハードな加工

5.その他
・刻印→一文字ずつ手打ちで入れる、味わいのある刻印
・石留め→リング外側か内側に誕生石やダイヤモンドを入れる加工
・カーブ→ひとつひとつ手作業でカーブをつける。(写真最右列)多少の個体差も個性になる

1~4を順番に選んでいくことで、自分たちだけのオリジナルリングが完成。
と、言ってしまうと簡単ですが、1つの加工でかなり印象が変わるので悩まれる方が多いそう。
ですが、「ふたりで一緒に悩みながら選んだ分、選んだときの理由や気持ちを何年経っても思い出せるものになってくれたら」と早川さん。

また、プロポーズ用のリングの相談も大歓迎。男性も訪れやすい飾らない雰囲気の工房なので、ふたりでもひとりでも、気軽に訪れられるのがうれしいですね。

オーダー事例

組み合わせを変えるだけで全く違う印象に。パートナーと全く一緒のデザインにするのか、一部だけリンクさせるかなども迷うところです。

「Tee.」で一生に一度の「思い出」と「リング」を作りませんか。


日常に馴染むオリジナルジュエリー

また、店内には早川さんや岡野さんがデザインから仕上げまで手がけたオリジナルジュエリーがならびます。美しい輝きを持ちながらも主張は強すぎず、さりげなく個性を出せる。そんな日常にこそ使ってほしいジュエリーたちをぜひ覗きに行ってみて。オンラインストアもあるので、興味のある人はHPを要チェック。



駐車場はお店から50メートルほど南に行ったところに2台あります。「Tee.」のマークを参考にしてくださいね。


Tee.(ティー)
●住所
長野県上田市中央5-9-32
●電話
050-5896-0275
●営業時間
10:00~12:00 貸し切り予約営業
12:00~18:00 通常営業
●定休日
火~木曜
●駐車場
2台(店舗より50メートルほど南にスペースあり)
●備考
ブライダルリングのオーダーは予約制
来店予約はHPの問い合わせフォームより
●HP
https://craftjewelry-tee.com/
●Instagram
https://www.instagram.com/tee.jewelry

  

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