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長野県「松本市立博物館」で令和6年度企画展『生物多様性と松本 ―すぐとなりにあるワンダーランド―』が、2024年7月6日(土)~9月2日(月)まで開催。期間中は講演会や自然観察会なども行われ、夏休み期間中のおでかけにもおすすめです。
《本企画展について》
世界にはさまざまな姿形をした生きものたちがいます。彼らは互いに食べたり、 利用したり、競合したりと影響しあいながら生活しています。このような生きもの 同士の違いと、そのつながりを「生物多様性」といい、私たち人間はそこからさま ざまな恵みを得て暮らしています。しかし、近代以降の人間の活動により、生物多 様性は急速に失われ始めました。
私たちの暮らす日本は、世界でも有数の生物多様性の高い地域「ホットスポット」 です。そして松本市とその周辺は、高山から平地まで広がる多様な環境にさまざま な生きものが生息していることから、全国的に見ても生物多様性が高い地域、「ホ ットスポット」の中の「ホットスポット」です。「松本市の宝」と言えます。生物多様性を紹介する企画展示です。
「松本市⽴博物館本館では久しく扱われていなかった⾃然史系の展⽰です。⽣物多様性の世界と松本市に暮らすさまざまな⽣きものをご覧ください」と担当。
第⼀章:⽣物多様性とは
多様性(diversity)という⾔葉のとおり、⽣きものたちはその姿かたち、暮らす場所、⾏動など実に多種 多様です。それは⻑い時間の中で、お互いに関わり合いながら形作られてきました。 そんな⽣物多様性を実感できるよう、国内外のさまざまな⽣きものの写真や標本を展⽰。多種多様な⽣きものたちの世界の⼀端に触れてみてください。
第⼆章:私たちへの恵み
多様な⽣態系と⽣きものたちから、⼈間は多くの恵みを受けて⽣活しています。「⽣態系サービス」と呼ばれるその恵みを、松本市にゆかりのあるものを中⼼に紹介。
第三章:⽣きものあふれる松本
実際に松本市にはどのような⾃然が広がり、どんな ⽣きものがいるのでしょうか。市内の特徴的な⾃然がある場所、⾃然を観察しやすい場所をピックアップしながら、⾃然環境の広がりやそこに暮らす代表的な⽣きものたちを紹介。
第四章:変わりゆく環境
⽣物多様性は、私たち⼈間の⼿によって急速に失われつつあります。すでに失ってもう戻らない⽣きものたち、これから失ってしまうかもしれない⽣きものたちの貴重な記録である標本と、変わりゆく松本市の様⼦を紹介。
第五章:未来に向けて
⽣物多様性を未来に残すために何ができるのか。松本市の取り組みやさまざまな活動をしている市⺠団体を紹介。
◆関連イベント
●講演会1
「松本市のアリとくらす⾍たち・その魅⼒と現状」
講師:⼩松貴⽒(昆⾍学者)
⽇時:7⽉20⽇(⼟) 13:30〜15:00
会場:松本市⽴博物館 講堂
定員:80名程度(要申込み)
料⾦:無料
申込み⽅法:松本市⽴博物館HPでお知らせ
●講演会2
「⽣物多様性研究最前線」
講師:東城幸治⽒(信州⼤学副学⻑・理学部教授)
⽇時:8⽉17⽇(⼟) 13:30〜15:00
会場:松本市⽴博物館 講堂
定員:80名程度(要申込み)
料⾦:無料
申込み⽅法:松本市⽴博物館HPでお知らせ
●⾃然観察会1
「国蝶オオムラサキを⾒よう!〜アルプス公園・蝶の観察会〜」
⽇時:7⽉13⽇(⼟) 8:30〜10:30
集合:アルプス公園・森の⼊⼝広場
定員:15名(要申込み)
料⾦:無料
申込み⽅法:松本市⽴博物館HPでお知らせ
●⾃然観察会2
「空⾶ぶ宝⽯を探そう!〜8⽉はハチの観察会〜」
⽇時:8⽉3⽇(⼟) 9:00〜10:30
集合:アルプス公園・森の⼊⼝広場
定員:15名(要申込み)
料⾦:無料
申込み⽅法:松本市⽴博物館HPでお知らせ
●ギャラリートーク
⽇時:①7⽉27⽇(⼟) 14:00〜15:00
② 8⽉10⽇(⼟) 14:00〜15:00
「生物多様性と松本 ―すぐとなりにあるワンダーランド―」
●期間
2024年7月6日(土)〜9月2日(月)
●開館時間
9:00~17:00(最終入館16:30)
●会場
松本市立博物館 2階特別展示室(長野県松本市大手3-2-21)
● 閉室日
毎週火曜
●料金
大人1000円
大学生・松本市内在住70歳以上の方700円
高校生以下無料
※本展観覧券で3階常設展示も観覧可
●HP
https://matsumoto-city-museum.jp
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