次回企画展は1月20日(土)より「いざ、勝負！」を開催予定！【～2024/1/14(日)まで、北斎漫画の企画展『浮世絵いろは』を開催！ ※終了】＠小布施町 北斎館

葛飾北斎が描いた肉筆画や祭屋台を展示する信州･小布施町の「北斎館（ほくさいかん）」では、北斎漫画の企画展『浮世絵いろは』を、2024年1月14日(日)まで開催しています。

この企画展は大人だけでなく、子どもも楽しめる内容になっているので、冬休みのおでかけ先としてもオススメです！
また、館内は写真撮影OKなのもうれしいポイント。絵を見ながらポーズや変顔の真似をしたり、カルタ大会に参加したりと楽しい時間が過ごせますよ♪

※フラッシュ撮影、動画撮影、自撮り棒や三脚･一脚の使用は禁止

『北斎漫画』は、北斎が弟子たちに絵の描き方を教えるために作った“絵手本”のこと。植物や動物、食べ物はもちろん、目には見えない現象や概念、空想の生き物まで、約4,000図を残しています。

「いろはにほへと」がすべて表せるほどの絵があることから、今回の企画展ではイロハ順に1作品ずつを含め、計51作品を紹介。有名な作品から、なかなか見ることのないマニアックな絵まで、北斎漫画のおもしろさをとことん味わえる展示が待っています。

シンプルなもの、細かく描かれたもの、クスっと笑えるユーモアの効いたもの…絵の多様さが魅力の「北斎漫画の世界」に足を踏み入れてみませんか？

『浮世絵いろは』展示作品の紹介

企画展の中から学芸員さんイチオシの作品をご紹介！
ぜひ探してみてくださいね。

◆「や」日本武尊（やまとたける）

『日本書紀』にも登場する日本武尊が東方遠征で訪れた、碓氷峠（軽井沢と群馬県の境）での様子を描く一コマ。濃霧に包まれた日本武尊たちの前に、熊野神社の遣いのヤタガラスが現れ、無事に目的地に到着するという話が描かれています。

◆「お」小野の滝

風景画を得意とする北斎が度々描いていたのが、中山道沿い･長野県上松町にある「小野の滝」です。見開きを活かした縦向きの構図で、滝が流れ落ちる様子をダイナミックに描いています。同じ滝を描いた「諸国瀧廻り」も第ニ展示室に展示されているので、ぜひ比較してみて。

◆「へ」変顔

◆「よ」横

そのほか、北斎漫画には物語の一場面を描いた絵もたくさん登場します。有名な「桃太郎」や『太平記』など、どのように描かれているのか、細かな描写にも注目です！

北斎漫画デザインのアイテムも多数！

館内のミュージアムショップでは、展示されている作品以外も収めた「北斎絵本図録」や、北斎館オリジナルの「雀踊りTシャツ」なども販売中。友人へのお土産や自分へのプレゼントにいかがでしょうか？（オンラインでも購入可）

「ガラリcafé」とのコラボスイーツ

併設の「ガラリcafé」では、企画展とのコラボスイーツ「パンプキンタルト」を数量限定で販売中です。片手で持てるミニタルトなので、食べ歩きにもピッタリです♪

お正月に「カルタ大会」を開催しました！　

※イベントは終了いたしました。

北斎漫画をあしらった「北斎館特製カルタ」をオリジナル作製。新年はカルタ大会で盛り上がってみませんか？
優勝者には北斎グッズの賞品も用意されているので、ぜひ参加してみてくださいね♪

次回展示予告

2024年1月20日からは、北斎が描いた勝負のシーンを集めた『いざ、勝負！』が開催予定。くだらない喧嘩から真剣な取っ組み合いまで、多種多様な勝負の世界に注目です。また、常設の迫力満点の屋台天井絵や肉筆画もお楽しみください。

■北斎館の詳細はこちらの記事をチェック