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自社工場併設、雑貨も展開!ふとん屋のイメージが変わる、「ふとんのたけうち」潜入レポート@長野県上田市

公開日:2024/01/09

[PR]ふとんのたけうち

上田電鉄別所線「赤坂上駅」から徒歩約5分、「赤坂」の交差点からすぐの場所にある「ふとんのたけうち」。
昭和元年にこの場所で創業し、まもなく100周年を迎える同店は、現在の社長で4代目。
ふとんからベッドへと生活スタイルが変わり、同業者が次々と廃業していく中、地域密着の寝具専門店として街の人々の睡眠を支えてきました。
自社で工場を持ち、製造から販売、仕立て直しまですべて自分たちで手がけているのが特長で、現在そういったお店は本当に少ないのだそう。

そして、その自社製造の強みを活かした商品展開力、提案力が「ふとんのたけうち」の魅力なんです!

“ふとん=実家、おばあちゃんの家”というイメージがひっくり返る、かわいくておしゃれな商品がたくさんあるだけでなく、「ふとん屋さんってこんなことしてるんだ!」という発見もあったので、それらの魅力をご紹介します。


《Index》
綿の寝具のここがすごい!
「長く使える上質なもの」がそろう1階
キュンとときめくかわいい雑貨がならぶ2階
ふとんの「打ち直し」、「リフレッシュ」を行う工場に潜入!
まだまだある!ふとん屋さんの便利なサービス
お店のデータとMAP


綿の寝具のここがすごい

明るいお人柄と素敵なセンスで「ふとんのたけうち」を支える和美さんに、まず綿の寝具の魅力についてお話を伺いました。

「綿の寝具は、やわらかい肌ざわりと吸湿性の良さが魅力です。
今や化繊の安い寝具が簡単に買えるようになりましたが、根強いファンの方はずっといてくださっているという印象ですね。
特に赤ちゃんや小さいお子さま用のおふとんにおすすめで、この地域の保育園にもうちのお昼寝用のふとんを愛用していただいています。毎年120~130組も出るんですよ。」

「さらに、『打ち返し』や『リフレッシュ』を行う事で、新品に近い状態に作り直せてお得に使って頂けます。ご相談からお気軽にどうぞ。」

ふとんを捨てるのって大変だし、使える部分は再利用してもらうことでゴミが減らせて、ちょっと良いことをした気分になるのもいいですね(笑)。「打ち直し」と「リフレッシュ」については後ほど詳しく解説します!

「また、『打ち直し』のタイミングで形を変えることもできます。
敷布団を座布団にしたり、掛け布団をこたつ布団にしたり。たとえば娘さんが昔つかっていたふとんを、娘さんが大人になってお子さんを産んだときにお子さん用の昼寝ふとんに作り替えてプレゼントしてあげたり、みたいなことができるんです。」

自社で工場を持っているからこそ、ひとりひとりの要望に細かく対応できるのですね。さすが地域密着のふとん屋さんです。

ふとんに興味が出てきたところで、店内を詳しく見ていきましょう!


「長く使える上質なもの」がコンセプト 

1階にはまず上質な掛け・敷き布団やまくら、おしゃれなカバーがそろいます。
若い世代も使いたくなるようなおしゃれなアイテムも取りそろえることを意識しているそう。

そのなかで、和美さんおすすめの商品をいくつかご紹介!

リピート率No.1という、「パシーマ」シリーズ。
天然素材由来の通気性と吸湿性を誇り、オールシーズン快適に使えるそう。
油分などの不純物を徹底的に取り除き、国際規格「エコテックス」で最も厳しい「クラスⅠ(乳幼児製品)」を取得した、乳幼児はもちろん、敏感肌の方、アレルギー体質の方も安心して使えるやさしい寝具。
敷パットのサニーセーフとキルトケットが大人気商品。
赤ちゃん用商品もありお祝いなど喜ばれているそうです。

MuAtsu(ムアツ)」ふとんも看板商品のひとつ。さわってみると凸凹しているのですが、面ではなく凸の部分の点で身体を支えることで、負担がかかりづらく安定した姿勢を保つことができるのだそう。
実際に寝て試すことができるだけでなく、なんと持って帰ってお家で試すサービスも行っています。

実際に夜寝てみることができるのはうれしいですね。

まくらも様々なものを取りそろえていますが、おすすめなのが同店オリジナルの「7ポケット枕」。
中にポケットが7つあり、それぞれにいれるビーズの量を細かく調節しながら、お好みの高さのまくらを作ることができます。調整はもちろんスタッフの方と相談しながら進められますよ。

ビーズも3種類から選べます。消臭効果や遠赤外線効果のある竹炭入りのビーズや、マイナスイオンの鎮静効果があるトルマリン入りビーズなど。かたさも色々です。

そして、和美さんイチオシなのがこちらのコーナー!

手捺染(てなっせん)という技法で染められた生地がならびます。
手捺染とは、布に1色ずつ丁寧にヘラで色を乗せて、一枚一枚染めていく手法のこと。普通のプリント生地とは違うぬくもりある風合いと、鮮やかな色、やわらかい手触りが特長です。
同店で取りあつかうのは、染物作家宮崎登志雄氏が手捺染で染めた生地。毎年新柄が発表されると仕入れて、お店にならべているのだとか。

少し触らせていただいたのですが、本当に手触りが全然違う!ふわふわ・さらさら、というよりは、しっかりとした素材感があるのですが、むしろそれが心地よくて、ずっと触っていたくなります。しばらく使っているとやわらかさが出てもっと気持ちよくなりそうです。

バイカラーの座布団もとってもかわいい!自分で好きな色を選ぶことができますよ。

そして、沢山の生地の中から選んで好みの座布団やこたつ布団などを作れるのも魅力!
作家物の生地で作ったこたつ布団は、和室だけでなく洋室にもオシャレに馴染みます。
最近の人気商品は『羽毛こたつ布団』。少し触らせていただいたのですが、とっても軽い!温かさも抜群なのだそう。
電気代が高い今、こたつ用品を良いもので新調するのは節約に繋がるかもしれません。

壁際には様々な布がずらり。この中から好きな柄を選び、組み合わせてオリジナルの座布団やふとん、こたつ布団のカバーをつくることができます。サイズも形も全てオーダーメイド可能。同じ形・デザインで5個、などの複数注文も可能です。

長座布団も定番人気の形。綿わた+ウレタン芯で長持ちながら快適な座り心地を実現しています。

お子さま用にも色々な柄がそろっていて、選ぶのが楽しそう♪

また、入り口付近にはふとん以外の商品もならびます。

ドイツのシューズブランド「Finn Comfort(フィンコンフォート)」のコンフォートシューズ。
中敷きを細かく調整できるので、外反母趾など、歩行にお悩みがある方の足に合わせたシューズをつくることができます。ソールの張替えにも対応しているので、メンテナンスをして長く履くことができるのもうれしいですね。

シューズに合わせてソックスの販売も。
こちらの「SockWell(ソックウェル)」というブランドのものが一番人気で、着圧効果がありスッキリと履けるのに柄がかわいい!とリピート率が高いのだそう。上質なウールを使用しており、通気性や耐久性が高く、匂いも出にくいので、こちらも長く使うことができる商品です。


かわいい雑貨にキュンとときめく♡

階段を上った2階では、雑貨コーナーを展開中。
地元の作家さんの作品や、身体や環境にやさしいものを意識してセレクトされた雑貨がならびます。
「お店を持たない作家さんの活躍の場になれば」という想いもこめられたスペースとのこと。

海外のかわいいリボンたちは、お好みの長さで購入可能。

なかでも人気なのが、こちらの「リボンショルダー」。スマホを手軽に安心して持ち歩ける便利アイテムです。軽井沢のショップや大宮のルミネでの取り扱いもはじまり、今や大人気。

「雑貨だけでも気軽にのぞきに来てくださいね」と和美さん。

さらに2階のスペースでは『大人の部活動』と題して、紅茶を楽しむ会、スパイス部、刺繍部、染め部、花活部の活動が各月1回行われています。部活動と言っても単発参加も大歓迎。どの部も楽しく賑やかに学びを深めている会です。
部活に合わせてパン屋さんなどの出店もあり、お買い物を楽しみに来る人も多いそう。
開催日などの詳細はインスタグラムをチェックしてみて下さいね。→ふとんのたけうちInstagram


工場に潜入!

そして「打ち直し」、「リフレッシュ」って結局何ぞや?となっている筆者のために、今回特別に工場を見学させていただきました!
「打ち直し」「リフレッシュ」とは、同じ作業のことを指し、綿わたふとんだと「打ち直し」、羽毛ふとんだと「リフレッシュ」と呼びます。
側生地(綿わたなどの中身をおおっている布地のこと)を開いて、中身を出し、機械に入れて新品のように復活させる作業のこと。
古くなっている中身は捨てることもあるそうですが、全てを捨てるわけではなくほとんどは再利用。新しい中身も足しながら機械で再加工し、やわらかさはもちろんのこと、あたたかさも新品のように復活するそう。

百聞は一見にしかずということで、いざ工場に潜入です!

中には大きな機械と、お客様から預かったふとんがずらり!

中の綿わたはこんな感じ。
手で割いてほぐしつつ、機械に入れていきます。

上にある太いダクトを通って圧縮されて、

ここから再生されたものが板状に出てきます。

さらに別の機械を使ってきれいにたたんで、

再生した綿がこんな感じ。きれいになりました!

これらを縫製し直した側生地に入れ、巨大なミシンのような機械で綴じます。(座布団の中央部分などの、ポチっと縫われている、あれをやる機械です)

打ち直しをした綿わたふとんのビフォアフターがこちら!

全然違いますね…!アフターのおふとん、気持ちよさそう~。

また、使わなくなったふとんを座布団やこたつふとんなどにリメイクすることも可能なので、
タンスに眠ったままのふとんをお持ちの方は利用してみてはいかがでしょうか。眠ったままはもったいない!

羽毛ふとんも同様に「リフレッシュ」ができます。羽毛が薄くなってきたな、あんまりあたたかくなくなってきたな、買い替え時かなと思っている方。羽毛を再利用しながら新品同様に復活させてみてはいかがでしょうか。


まだまだある、ふとん屋さんのサービス!

さて、上質な寝具の販売や「打ち直し」サービスをお伝えしてきましたが、
ふとん屋さんのサービスってまだまだあるんです。

「とても便利!」と思って筆者が特におすすめしたいのが、
「レンタルふとん」サービス。

突然家族や友人が泊まりに来ることになったけど、ふとんが足りない…なんてことはありませんか?

そんな時に、必要な組数を届けてくれて、引き取りにも来てくれるサービスなんです。
上田市(菅平、武石エリアは除く)なら配送料は無料。

2日前までなら、ふとんに空きがあれば対応可能。
夏と年末年始はハイシーズンなので、ご予約は早めがおすすめです。

また、ふとんの丸洗いサービスもうれしいサービスのひとつ。

たっぷりの水を使って丸ごと水洗いするので、気になる汚れやにおいもスッキリ。
中わたの奥まで入り込んだ汗や皮脂などの汚れや、ダニやホコリなどのアレルゲン物質を清潔に洗い流してくれます。

ふとんは毎日使うものだから、できるだけ清潔に保ちたいけれど、お手入れも大変ですよね。そんな時は、気軽に専門店を頼ってみてはいかがでしょうか♪

何組もあって運ぶのが大変、車に入りきらない、などお悩みがある方に向けて自宅訪問サービスも行っているので、気軽に問い合わせてみてくださいね。


  

上田市の中之条、「赤坂」の交差点から上田駅の方向を向いて進んですぐ、上の写真の小道を左に入って、

すぐ左手に駐車場と入口があります。
スタッフの皆さんがとても明るく、気さくにお話ししてくださるので、ふらっと立ち寄れる雰囲気です。

この日もお客さんの相談に親身になって答えていらっしゃいました。

タンスに眠っているふとんを引っ張り出していってもよし、部活動やパンの販売をふらりとのぞきに来るものよし、
ぜひ気軽に遊びにいってみてくださいね♪

ふとんのたけうち
●住所
長野県上田市中之条73
●電話
0268-22-1365
●営業時間
9時30分~19時
●定休日
第3水曜
●駐車場
8台
●HP
https://ueda-futonya.com/
●Instagram
https://www.instagram.com/futon_no_takeuchi/
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