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4/15オープン!紅茶とスコーンのカフェ「GOOD HABIT(グッドハビット)」敏腕シェフ考案のスコーン、そして今はなき軽井沢の名店のブレンドとランチ@佐久市
公開日:2023/04/18
スコーンと紅茶が評判のカフェ「GOOD HABIT(グッドハビット)」が、心地よいカフェを備えて、佐久市・佐久平駅近くに、2023年4月15日に移転オープン。
旧軽井沢にあった名店「コクーンティーガーデン」を継承するブレンドやチャイなどの紅茶メニューに加え、東京で活躍するフレンチの料理人・井口和哉氏が特別に考案したオリジナルスコーンが人気のカフェショップです。
スコーンは、チョコチップ・アールグレイ・抹茶あずき・ドライフルーツなど種類が増えて全6種類に。カフェで紅茶やコーヒーとともに、ゆっくりと楽しめるようになったほか、新たにランチもスタート。
茶葉やオリジナル商品も販売していますよ。
イオンモール佐久平や佐久平駅の近くに立地。
《Index》
▶お店のこと
▶オーナーの八島朱里さん
▶毎日焼き立てスコーン
▶紅茶メニューとコーヒー
▶心地よいカフェ空間
▶食事とランチ情報
▶ショップ&ギャラリー
▶お店のデータとMAP
軽井沢町で25年に渡り多くの人に愛され続けた紅茶専門店「コクーンティーガーデン」の幻の紅茶を継承し、当時と同じ「コクーンティーブレンド」や「インドマラサティー(チャイ)」など、5種類の紅茶メニューを提供。
コーヒーは、長野市にある「ヤマとカワ珈琲店」に依頼したオリジナルブレンドコーヒーをハンドドリップで丁寧に淹れています。
フードは東京の敏腕フレンチシェフが手がける6種類のスコーンやホットドッグ。そして、「コクーンティーガーデン」継承のタイ風カレーランチなど。
こだわったのは、”日常の中にあるシンプルだけど美味しい・いいモノが、ちょっとずつそろう”こと。
「GOOD HABIT」オーナー/サステナビリティ コーディネーター
八島朱里さん
東京から長野県・軽井沢に移住し、現在もリモート勤務で超有名モノづくりメーカーのPRを担当している八島さん。
東京で広告写真や映像制作を手がける会社の新規事業開発を担当していた頃、プラベートで毎週のように大好きな軽井沢を日帰りで訪れていたのだそう。現在の会社に転職し、2020年に軽井沢へ移住。すぐにエシカルな環境活動としてイベント「GOOD HABIT MARKET」(以前は「スーパーエシカルマーケット」)を立ち上げます。その頃、当時の御代田町にあった「コクーンティーガーデン」の常連になり、今まで苦手だった紅茶の美味しさに魅了されます。
2021年、「コクーンティーガーデン」閉店についてオーナー・緑川さんより話を聞いた八島さん。ちょうどその日は、軽井沢町でギャラリー開業の準備中だった施設の打ち合わせで「この空きスペースにカフェが入ったらいい」という話を聞いてきた日だったのです。
「この紅茶を残したい。25年続く軽井沢発の紅茶専門店をどうにか引き継ぎたい」と、2021年秋頃には、オーナー・緑川さん協力のもと「コクーンティーガーデン」の紅茶を継承する店「GOOD HABIT」のオープンプロジェクトを始動。2022年5月、軽井沢追分の複合施設「still(スティル)」にギャラリーとカフェ「GOOD HABIT」を同時開業。
その後、佐久市の建設会社から誘致をいただき、カフェスペースでゆっくりと紅茶とスコーンを楽しんでもらいたいと、2023年4月15日現在の場所へ移転オープン。
本業PRにも通ずる『いいものを知ってもらいたい。いいものを残したい』という八島さんの思いが、カフェの開業、作り手とつながるイベントやギャラリー活動にもいかされています。
店名『GOOD HABIT(グッドハビット)』は、“良い習慣” という意味。日常のいいコト、人生の中にあるといいモノなど、「小さな”いいな”を集めて、いっぱい提供できる場所にしたい」と八島さん。
◆毎日焼き立てスコーン
長野産小麦や佐久市「ちゃたまや」の平飼い卵などを用いて、毎日、店内厨房で焼き上げているスコーン。カフェ移転に伴い、新たに4種類が加わり全6種類に!
レシピの開発は、若手シェフを発掘する日本最大級の料理コンテスト「RED U35」において、2016年と2017年に受賞歴のあるフレンチの料理人・井口和哉氏が手がけたオリジナル。
表面はサクッと軽く、中はしっとり食感。クロテッドクリームやジャムなどと一緒でなくとも、カジュアルに楽しめる美味しさです。
「バターミルクスコーン」286円
ヨーグルトを加えたプレーンタイプは人気No1。ほのかな甘味と塩味を感じるシンプルな美味しさです。
「チョコチップスコーン」308円
スイートビターチョコレートをたっぷり加えたスコーン。アクセントになっているチョコのビターな甘みをしっかりと楽しめます。
「アールグレイとくるみのスコーン」374円
お店の紅茶に使用している上質な茶葉を使用。アールグレイの風味が抜群に良く、余韻まで楽しめます。生地には砕いたクルミを加え、表面にオレンジを添えることで食感と味のアクセントに。
「レモン&ホワイトチョコスコーン」330円
国産レモンの皮を生地に加えており、しっかりとしたレモンの香りと味を楽しめます。ホワイトチョコレートが、レモンの風味をより引き立てている感覚です。
「抹茶あずきスコーン」352円
生地に抹茶と大納言を練り込み、表面をアイシングでコーティング。抹茶のほろ苦さも楽しめる甘さが魅力です。
「ドライフルーツスコーン」352円
生地にレーズンを練り込んで、アイシングとローストアーモンドスライスをトッピング。レーズンの甘酸っぱい果肉感と甘いアイシングが絶妙です。
スコーンは箱入でも提供可能(箱代は別途)。ちょっとした手みやげにもぴったりです。
◆紅茶メニューとコーヒー
ドリンクは、上質な茶葉を用いたTEAメニューを中心に、コーヒーやジュースなどもそろいます。
カフェオープンのきっかけになった看板メニューの「オリジナルブレンド”コクーンティーブレンド”」に加え、世界3大紅茶「キームン」「ダージリン」「ウバ」が味わえるのも魅力。
取材では「コクーンティーガーデン」の継承メニューの1つ、「インドマラサティー(チャイ)」(770円)をいただきました。
スパイスの香りが際立つ本格的なインドチャイ。アッサムティーをベースに、注文後に1杯ずつ6種のスパイス(ジンジャー・カルダモン・クローブ・黒コショウ・シナモン・ゴマ)を贅沢に用いてミルクで煮立てます。甘味は加えずに提供されるので、好みの甘さを楽しむことができます。
マグカップにたっぷりの一杯。今回は甘味を加えずいただきましたが、スパイスの香りも味もストレートに感じられて美味しいですよ。カラダも芯から温まります。
現在、お家で楽しめるチャイキットも販売に向けて準備中。楽しみです。
オーダー後、丁寧に一杯ずつ淹れる「オリジナルブレンド ”コクーンティーブレンド”」。
世界三大紅茶の1つ「キームン」と南インドの「ニルギリ」のブレンドです。2杯分相当のたっぷりサイズ。店内ならティーポットで提供されます。
「オリジナルブレンド ”コクーンティーブレンド”」take out680円
取材後にオーダー。「コクーンティーガーデン」は、私も旧軽井沢にあった頃に何度か紅茶を飲みに行っていたお店だったんです。何十年ぶりに飲んでみるとで、「この味知ってる…」と不思議な感覚。
茶葉の苦味はありますが、それよりも甘味がしっかりと感じられてクセもない。懐かしく美味しい一杯でした。
「GOOD HABIT」を象徴する「コクーンティーブレンド」など、複数の茶葉を販売。
”ゆったりとしていて余韻を楽しめるコーヒー”をコンセプトに、珈琲の名店「ヤマとカワ珈琲店」にオーダーしたコーヒーもお店のおすすめです。
冷めても酸味を感じづらい奥行きのある味わいにこだわって完成させたオリジナルブレンドは、ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れています。珈琲豆は50g~そろうほか、ハンドドリップパックも用意。(中深煎り)
◆心地よいカフェ空間
カフェは大きな窓から季節の自然を楽しめ、心地いい空間が広がります。
テラス席は小・中型犬と一緒に利用ができます。目の前の通りは、車の通りも少なく穏やかな時間を楽しめそうです。(平日・昼頃の様子)
カフェはセルフサービス。オーダーはカウンター。利用後は、カウンター左側にある返却棚(セルフサービスのお水がある棚)へ戻してくださいね。
◆食事とランチメニュー
「デリカッセン ヤマブキのソーセージドッグ」825円
やわらかい全粒粉のパンに、小諸市の「デリカテッセン山吹」のソーセージをサンドし、お店のオリジナルソースや自家製マリネをあわせたメニュー。
※ランチに限らず販売しています
カフェでは新たにランチもスタート。
今はなき軽井沢の紅茶の名店「コクーンティーガーデン」で人気だったタイ風「イエローカレー」(1694円)を提供。スパイスを効かせた味わいなのだそう。旬野菜も楽しめる「ハッシュドビーフ」(1518円)も選べます。
※ランチタイムのみ提供
◆ショップ&ギャラリー
紅茶の茶葉やオリジナルブレンドの珈琲豆のほかにも長野県内の食材を使った加工品など、お店のオリジナル商品もそろいます。
軽井沢のお店でも人気だったという「アラビアータソース」(1404円)。
ものづくりが大好きと言う八島さん。
作家さんの作品やコラボ商品をカフェの一角で販売しています。
画像のコラボトートバッグは人気商品。Mサイズ4500円~
個性豊かな作家さんの作品やコラボアイテム。
カフェの隣にはショップスペースも。
植物やショップのオリジナル商品などが並びます。
店内に飾られている植物もすべて販売しています。
お店はキャッシュレスです。
お店はイオンモール佐久平や佐久平駅の近く。モスバーガーの向かいの「RENOEL」の一角にあります。
(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto)
(グッドハビット)
●オープン日
2023年4月15日
●住所
長野県佐久市佐久平駅南9-1
●営業時間
10:00~18:00
※ランチ11:30~14:30
●席数
店内10~12席、テラス 6席
●定休日
火曜
●備考
キャッシュレス(支払いは電子マネー、またはクレジットカードのみ)
●駐車場
「RENOEL」共有
https://www.instagram.com/goodhabit___/
〈佐久平エリアの新店〉
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