創業21周年につけ麺がリニューアルして登場！「宮坂商店」@下諏訪町

諏訪湖岸沿いにある、昭和30年代をイメージしたノスタルジックな店内が魅力の「宮坂商店」。濃厚とんこつ系から淡麗系まで、味のバリエーションも豊富な同店、つけ麺が一新して登場します。

魚介豚骨（ぎょってり）つけ麺（1,050円）。特製トッピング（＋300円）にはチャーシュー、トロチャーシューが1枚ずつ、落肉チャーシュー2個、味玉1個が乗ります。

諏訪湖岸沿いにあり、大きなウルトラマンが出迎えてくれるレトロでノスタルジックな外観が目印。

昭和の世界に舞い戻ってきたようなレトロな店内。右から読む看板だったり、店内にキューピーやアトムがいるなど、小物やポスターからもノスタルジックな雰囲気が醸し出されています。

店内はカウンター席のほか、テーブル席、奥には小上がり席も完備。ゆったりとレトロな空間に浸りながら食事を楽しむことができます。

◆一杯へのこだわり

魚介系の節にはサバ節を使用。風味が強く、程よいエグみがスープに力強さを出してくれるそう。撮影のために特別に出していただきましたが、持ち上げたときにふわっと香るサバ節の香りはかつお節ともまた違う、ほのかに酸味のあるような香ばしい香りがしました。

スープには、じっくりと煮込んだ濃厚豚骨スープ、かえしには醤油をベースに魚節を一緒に炊き出したものを使用。豚骨のこってりとした甘さの中から魚介の香りが鼻を抜けていく、まさに”ぎょってり”スープです。

つけ麺のスープにも乗る魚粉ももちろんサバ節を使用。荒削りした魚粉はどろっとしたスープの中でも溶け込んでしまうことなく存在感を発揮しています。

.

◆CHECKPOINT◆

麺は、国産小麦をふんだんに使用した全粒粉の太麺ストレート。力強いスープに負けないように。と、以前のちぢれ細麺から、より存在感の強い麺に一新しました。多加水のもっちりとした麺は、全粒粉なので小麦の香りや甘みを噛めば噛むほど楽しめます。

上が今までの麺。下が新しくなった麺。変わったのは太さだけではなく、長さも約倍に！口いっぱいにすすりきれないほどボリュームがあるのは麺の旨味を口いっぱいで体感して欲しいからだそう。

麺線が美しい…。茹で上がりでは麺一本一本に小麦の粒が見えるのも全粒粉ならでは。

左、淡麗系の「塩魚だしつけ麺(950円)」。あっさりとした口当たりで、魚だしの風味と香味がクセになります。右、濃厚系「魚介豚骨（ぎょってり）つけ麺(1,050円)」。サバ節×豚骨の魚介豚骨のどろっとしたスープは濃厚で甘く、後乗せの魚粉で更に香りを引き立たせます。テーブルに備えつけの調味料でお好みの味変も可能。

店長　米田さん

21周年を迎え、つけ麺が新しくなります！今までのつけ麺から一新し、スープだけではなく麺も更にこだわりました。

魚介、小麦、それぞれの風味をより一層楽しめる一杯をぜひ堪能してください。

昔ながらの「醤油ラーメン」に魚介風味を加えた一杯は、諏訪では同店が先駆け。守り続けられている宮坂ならではの味を、これからも楽しみ続けたい。