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惜しまれつつ休業するラーメンの名店「ほし乃」跡地に「どんく」が移転決定!@長野市

公開日:2023/04/04

2023年4月23日をもって無期限休業することを発表した「中華蕎麦 ほし乃」。「麺道 麒麟児」のセカンドブランドとして、2019年5月に創業した同店は、店主の星博仁氏自らが厨房に立ち、珠玉のラーメンを提供するとあって、全国のラーメンファンから注目を集め、長野駅前に現れる行列は市民にとってお馴染みの光景になっている。無期限休業について星氏は「今後展開される事業拡大に伴い、このような決断に至った」と話す。

信州ラーメン界に衝撃が走ったこのニュースには続報がある。なんと同じく長野駅前で人気を博す「麺屋 どんく」がほし乃跡地に移転するというのだ!「麺屋 どんく」は2021年2月に、新型コロナの流行を受けて、居酒屋からラーメン店へ業態を変更。店主の本田智也氏は老舗ホテルや和食ダイニングで研鑽を積んだ職人だ。ラーメン業態に転身して丸2年。本田氏と星氏は従来より交流があったという。本田氏には「1階で店舗を持ちたい、カウンター越しに直接ラーメンを提供したい」という夢があり、今回の誘いは渡りに船だった。

「麺屋 どんく」の現在の店舗での営業は5月7日(日)までを予定しており、2023年5月下旬~6月上旬頃に、新店舗での営業をスタートさせる。メニューは構想中だが、現存のメニューは一旦白紙に戻すという。白湯(パイタン)メニューなどを廃止して、鴨や魚介類、豊穣な白醤油などを使用して、清湯(チンタン)かつ淡麗なラーメンに特化したラーメン店に進化する予定だ。トッピングにもこだわり、カウンター越しに焼き上げる「つくね」などを開発している。

星氏は今回のどんく移転について「本田さんの高い調理技術を持ってすれば、しっかりしたものづくりをお客さんにご覧いただくほし乃の“ライブスタイル”も引き継いでくださると信じています」と語った。

名店と名高い「ほし乃」跡地に降り立つ新生「麺屋 どんく」。一体どんなラーメンやつけ麺が供されるのか?本田智也氏の挑戦から目が離せない!

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