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4/1(土)オープン!長野県産フルーツのミニタルト専門店「ガラリカフェ/Garari cafe」3月プレオープン@長野県 小布施町 北斎館

公開日:2023/03/24

信州・小布施町の「北斎館」隣に、長野県の北信地方で収穫されるフルーツや栗などを用いたミニタルト専門店「Garari cafe(ガラリカフェ)」が、2023年4月1日(土)にオープン。
3月25日(土)・26日(日)にはプレオープンも決定。ひと足先にタルトやキッシュなどを楽しめます。

「ガラリカフェ」は、小布施町の人気店「KUTEN。fruit&cake(くてん。)」の2号店。長野県北信地方のフルーツや小布施町産の栗をはじめ、地元産食材で作るタルトやキッシュ、小布施牧場のソフトクリームを用いたコラボスイーツ、ドリンクを提供します。
タルトは片手で食べることができるミニサイズ。テイクアウトをして、街歩きや食べ歩きで気軽に楽しむことができます。

3/25(土)3/26(日)プレオープン情報へ

北斎館とコラボした「ガラリカフェ」。店のマークや紙ナプキンのデザインは北斎デザインをイメージして作られたもの。

1Fは「ガラリカフェ」、2Fはアートギャラリー「ガラリ Showcase」。


《 Index 》
お店のこと
オーナー君島登茂樹さん
ミニタルトとソフトクリーム
プレオープン
2F ガラリ Showcase
お店のデータとMAP

白砂糖不使用のミニタルトは、北信州産のフルーツや小布施の栗などを使い丁寧に手作りされています。全10種類がそろい、2種類は季節メニュー。オープン時は「季節のタルト」としてイチゴ。「季節のフルーツタルト」にはイチゴやブルーベリー、ラズベリーなどが使用されます。
小布施町周辺地域の卵、牛乳、小麦粉で手作りするタルト生地は、ほろサクッとした軽い食感。素材との一体感も絶妙です。

おすすめの「小布施栗のモンブランタルト」と「季節のフルーツタルト」。

食べ歩き時は、専用ペーパーに入れてテイクアウト。片手で気軽に楽しめます。

「小布施牧場のジャージー牛乳ソフトクリーム」
小布施牧場の「milgreen(ミルグリーン)」のジャージー牛乳から生まれた評判のソフトクリームは、タルト生地を底に入れて、季節のフルーツを添えたミニパフェスタイル。

右側のショーケースには、手軽なサイズの手作りキッシュが並ぶ予定。ランチや小腹が空いたときなど、利用の幅が広がります。

~キッシュメニュー~
「本日のキッシュ」「さつまいもとクリームチーズのキッシュ」「スモークチキンとブロッコリーのキッシュ」「信州ハーブ鶏と醤油豆のキッシュ」「北信州産野菜のカポナータ風キッシュ」各1個420円

合同会社U.I.international (ユーアイ_インターナショナル)
代表社員 君島登茂樹さん

長野県内で「古民家ダイニングバーGOFUKU」「KUTEN。fruit&cake(くてん。)」「HAKKO MONZEN」「HAKKO YAMAMOUCHI」「WKWK CAFE FOOD&SPACE」「ガラリカフェ」の経営や、長野県内外で飲食店のプロデュースなどを手がけています。

大学では経営学を専攻。「もともと父親のアパレル業を継ぐ予定だったんです」と君島さん。
大学卒業後、食べることが大好きだったことから「食」に興味を抱き、長野県内の直売所を巡りはじめます。各所で生産者から直接話を聞いてまわる中で若手農家と知り合い、「いい野菜を作っても売れない」という問題を知った君島さんは「それなら自分がその野菜を売りに行くよ」と行動を起こします。
25歳のとき、長野市の権堂アーケード内に八百屋を企業。長野と東京を行き来し、お米やリンゴを手売りしながら生産者のこともPR。さらに商品を調理・加工することで販路拡大を狙い、2014年6月に八百屋内に「八百屋カフェ Farmers kitchen GONDO(ファーマーズキッチン ゴンドウ)」をオープン。当時、”八百屋カレー”と多くの話題を集めました(現在、お店はありません)。
生産者とつながり、地元の食材を無駄にせず、付加価値を付けて、「食」を通じて多くの人に食べて知っていただく。これが、「KUTEN。」をはじめとする君島さんの店づくりの原点になっています。

当時の八百屋カフェを取材した「長野Komachi」2014年10月号ランチ特集の記事


君島さんの活動は長野県や市町村からも注目され、約1年後には長野市の権堂町に「古民家ダイニングバーGOFUKU」をオープン。さらに1年後には山ノ内プロジェクトの声がかかり「HAKKO YAMAMOUCHI」をオープン。当時はそれほど認知されていなかった”発酵”にいち早く目をつけ、長野県・山ノ内らしい発酵=地元のビール・味噌・醤油と定義し、山ノ内産食材を取りれた地元メニューを展開。
その後、2020年のコロナ禍に、小布施町の岩松院敷地内にスイーツとECと長野のモノに着目した「KUTEN。fruit&cake(くてん。)」を開業。小さなキズや規格外のため流通できないフルーツを積極的に仕入れ、タルトとして新たな食の循環づくりへの取り組みを本格化。
続いて、ニーズに応えるように飲食店のコンサルティングやプロデュースも本格始動。大鹿村「HAKKO OOSHIKA」、岐阜県「ビストロブーコ」「cafe mirai」のプロデュースに加え、須坂市の施設「やまじゅう賑わい創出拠点」で飲食に関わる指定管理を担当するなど、活動の幅を広げています。

そして、北斎館の「ガラリ」では、「公衆トイレの跡地を活用し、ギャラリーカフェを開きたい」という依頼を受け、小布施町とアートを楽しむ場所=小布施を体感できる場所としてプロジェクトをスタート。「ガラリ」1Fに小布施周辺の食材を用いた食を提供する「ガラリカフェ」、2Fに小布施に縁のある作家と北斎に関係する作家の作品を展示・販売するギャラリー「ガラリ Showcase」を備え、2023年4月1日にグランドオープンを迎えます。

「小布施と縁のあるアートと北斎館を体感していただきながら、このカフェで食に関しても、小布施と縁のあるものを食べていただき楽しんでいただけるよう、つくり込みをしています。ここに来れば、ほぼ小布施を満喫できると思います」と君島さん。




ミニタルトと小布施牧場ソフトクリームとドリンク

北信州産のフルーツや小布施の栗など地元産の食材の美味しさを活かしたミニタルトは、食べ歩きにぴったりのお手軽サイズ。生地にも地元産の卵、牛乳、小麦粉を使用しています。

取材ではおすすめの「季節のフルーツタルト」と「小布施栗のモンブランタルト」をいただきました。

「季節のフルーツタルト」550円
サクほろのタルト生地とクレームダマンドの上に、コクがありなめらかなカスタードクリーム。その上にたっぷりのフルーツをトッピング。取材時はイチゴ、ブルーベリー、ラズベリー、りんご、キウイがトッピングされており、フルーツのみずみずしさをしっかり楽しめる美味しさです。

「小布施栗のモンブランタルト」600円
栗をしっかり味わえるペーストに加え、栗の渋皮煮は表面だけでなく中にも入っており、ミニサイズながら栗の美味しさを凝縮したスイーツ。ビターなショコラ風味のタルト生地と合わせることで、不要な甘さを抑えた濃厚な味わいを楽しめます。

こちらもおすすめ「季節のタルト」。オープン時はイチゴをたっぷりのせたタルトです。

「北信州産りんごと紅茶のタルト」420円、「湯田中産ふじりんごのアップルパイタルト」420円

「レモンチーズタルト」420円、「山ノ内産ブルーベリーとチョコのクランブルタルト」450円

「ミックスナッツちコーヒーキャラメルタルト」520円

「小布施牧場のジャージー牛乳ソフトクリーム」550円
「小布施牧場/ミルグリーン」で評判のジャージー牛乳から生まれたソフトクリームは、タルト生地を砕いたものを底に入れて、北信州産のフルーツを添えたミニパフェスタイルで提供。小布施牧場の濃厚なソフトクリームに、ガラリカフェのサクサクとしたタルト生地の食感やビターな味が加わり美味しいですよ。

使用するタルト生地はプレーンとビターなショコラの味が日替わりで登場します。取材時はショコラ味。

「信州フルーツティ」(HOT/ICE)各550円
香り高いアールグレイに、北信州産の季節のフルーツを加えたフルーツティー。オープン時期はイチゴとラズベリー、ブルーベリーが入っています。爽やかなアールグレイからはじまり、フルーツの甘味や香りが引き出されると甘いベリー系の風味をしっかり楽しめます♪

小布施栗のペーストとオブセ牛乳を組み合わせた「小布施栗オレ」もおすすめ。優しくコクのある味わいなのだそう。

スタッフの鈴木来夢さん(左)、マネージャーの佐藤美槻さん(右)

「ガラリカフェのタルトから長野の旬のフルーツをお楽しみください」と佐藤さん。
「ガラリカフェが小布施での思い出となれたら、うれしいです」と鈴木さん。



プレオープン

グランドオープンに先駆けて、2日間限定でプレオープンが決定。
当日はタルトレット・キッシュ・ソフトクリーム・ドリンクを販売予定。小布施牧場のミルグリーンとコラボしたソフトクリームと小布施栗のオレも注目です。
◎日時 
2023年3月25日(土)、3月26日(日)
各日11:00~16:00



2F ガラリ Showcase

「ガラリ」2Fでは、小布施町にゆかりのある作家さんと、北斎に関連する作品を手がける作家さんの作品が展示販売されています。
ガラリカフェ内の階段を2Fへ進んでくださいね。


公衆トイレも店舗に隣接させて同時オープンです。

小布施町の「北斎館」の南側に隣接する独立店舗「ガラリ」。1Fは「ガラリカフェ」2Fはアートギャラリー「ガラリ Showcase」。

(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto

Garari Cafe(ガラリカフェ)
●オープン日
2023年4月1日(土) 10:00
●住所
長野県上高井郡小布施町小布施485 北斎館敷地内
●営業時間
10:00〜17:00 
※夏季はディナータイムにビアガーデンを営業予定
●定休日
木曜(冬季短縮営業)
●席数    
店内6席、テラス32席
●駐車場
近隣の駐車場を利用ください
●交通アクセス
小布施スマートICから車で約10分、長野電鉄 都住駅から徒歩約10分
●備考
北斎館に隣接した独立店舗です
●問い合わせ
gararicafe@gmail.com
●Instagram
https://instagram.com/garari_cafe/



君島さんが2014年に手がけた「八百屋カフェ Farmers kitchen GONDO(ファーマーズキッチン ゴンドウ)」の取材記事を見つけましたよ。君島さんのお店づくりの原点とも言えるお店です(現在、同店はありません)
※長野Komachi 2014年10月号「ランチ特集」掲載





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