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2月オープン「パティスリー カフェ sincere(シンシア)」花とハーブが融合する評判スイーツ!カフェは2/13(月)スタート!@須坂市

公開日:2023/02/08

須坂市役所近くに、「Patisserie cafe sincere(パティスリー カフェ シンシア)」が、2023年2月1日にオープン。2月13日(月)からはカフェ営業もスタートします。

オーナーはパティシエ兼バリスタの土屋裕太さん。スイーツはもちろん、ハーブの美味しさやエディブルフラワーを熟知する注目パティシエが手がける評判店です。ショートケーキとカレンデュラ、ガトーショコラとローズマリーなど、めずらしい組み合わせで香りとともに楽しめる斬新なスイーツ提供しています。

間もなく営業がはじまるカフェでは、ケーキやクロワッサン、カフェラテなどのドリンクを店内で楽しめます。

※2023/2/7より営業時間が変更しています


《Index》
オーナーパティシエ 土屋 裕太さん
花・スパイス・ハーブが融合するスイーツ
カフェとバリスタが淹れるラテ
お店のデータ・MAP

オーナーパティシエ 土屋裕太(つちやゆうた)さん

長野日本大学高等学校在学中の部活動引退後、料理(=作ること)に興味を持ち始めたという土屋さん。当時、長野市の「ながの東急百貨店」で開催されていた人気イベント『スイーツファンタジスタ』に出かけ、初めてスイーツの世界にふれたような衝撃を受けたのだそう。「初めて、ケーキ屋さんのケーキに圧倒されました」と当時を振り返りながら嬉しそうに語ってくださいました。
※『スイーツファンタジスタ』は、気鋭のパティシエたちのケーキやアシェット・デセールが集結する当時の画期的な人気イベントでした。

パティシエを目指すことを決意した土屋さんですが、卒業後は進学が当たり前という進学校に通っていたため、独自にパティシエになるための道筋を模索します。ケーキ屋に就職し経験を積むか、専門学校に通うか….。単独でケーキ屋やカフェなどを訪ね、事情を話して直接相談にのっていただく事を4~5軒ほど繰り返す中、1人のパティシエのお話に背中をおされ、ケーキ屋で経験を積むことを決意。

高校卒業後、長野市の人気パティスリーで焼き菓子を2年半ほど担当。その後、長野市・須坂市の人気店で主にホールケーキを約4~5年手がけるなど経験を積みます。
25歳のとき、パティシエを目指すと決めたときに抱いた「いつか東京で修業したい」という思いが強くなり上京。同時にスイーツの楽しみ方としてカフェにも興味を抱き、東京・表参道にある「青山フラワーマーケット ティーハウス」に就職。アルバイトとして入り、赤坂店のショップクリエーターとして活躍するまでの6年間、《花とフルーツとパンで作るフレンチトーストなどの軽食メニュー・花の扱い・ホール業務・ショップの企画提案など》多くのことを学びます。また同時期に、「地元で自分の店を持ちたい…」と、Wワークでバリスタのラテアートを習得。

2022年、地元に戻り、北信エリアの人気パティスリーカフェで数カ月働いた後、フリーランスのパティシエに転身。中野市のチャレンジショップで1日店長やカフェ&スイーツPOP UP SHOPを展開し、2022年7月8月と12月には須坂市の「bota」で、「フリーパティシエ 土屋裕太」を期間限定でオープン。
フリーパティシエとして手応えを感じ、いつか「須坂で店を出そう」と思いながら同ショップを運営していた最中、交流のあった「Leo Coffee Roasters」のオーナーから連絡を受けます。店を閉めるため、現在の場所が空き店舗になるとの話でした。
フリーでスタートしたばかりで、はじめは迷いもありましたが「自分を支えてくれた方々に恩返しをしたい」と自分の店をこの場所でオープンすることを決意。「話をいただいたことがうれしかった」と土屋さん。
そして、2023年2月1日、須坂市に「Patisseries cafe sincere(パティスリー カフェ シンシア)」を開業。

地元の方への恩返しを、洋菓子とコーヒーというカタチで実現。
「お菓子とコーヒーを1人でできるからこその美味しさを、お届けしたいと思っております。気軽に遊びにいらしてくれるとうれしいです」と土屋さん。

お店には多くの人たちから送られた花がたくさん飾られています。花の手入れがしっかり行き届いているのは、東京で花屋が経営するカフェで習得してきた知識を活かせているから。




花・スパイス・ハーブが融合する
 やさしい味わいのスイーツ

素材を活かしたケーキは、食を通じて花の魅力をアピールしたいと地元農家から仕入れるエディブルフラワーをはじめ、セルフィーユやローズマリーなどのハーブが、アクセントとして添えられています。
旬フルーツ、夏季と冬季は生クリームの質感や味を変化させるなど、その季節にもっとも美味しいと感じられる味わいを提供。「引き算をしながら美味しさを追求しています」と土屋さん。
さらに、地元産の美味しい規格外品も活用することで、フードロス削減にも貢献しています。

お店の定番ケーキは「ショートケーキ」「チーズケーキ」「ガトーショコラ」。さらに、季節や旬の食材に合わせて1~2種類のケーキが登場します。

「ショートケーキ」550円
しっとりとしたスポンジ生地に、甘さ控えめの生クリームが一体化した店の看板ケーキは、フルーツとカレンデュラとセルフィーユなどが添えられています。スポンジ生地が白いのは松代町で平飼いされている「大地の卵」を使用しているから。しっとりとやさしい味わいで、フレッシュなイチゴの香りがふわっと広がります。美味しいですよ。

チーズの風味を活かし、セルフィーユを添えた「チーズケーキ」580円、ほろ苦いビターな味わいのケーキに自家製リンゴ煮とローズマリーを添えた「ガトーショコラ」550円 

焼き菓子は、ハーブやスパイス入りも含め、近日中に少しずつ店頭に並ぶ予定です。
画像のクッキーは取材時に焼き菓子の試食としていただいたもの。ショコラクッキーは、シナモンとカルダモンの風味がしっかりと楽しめて美味しかったです。

ほかに、「クロワッサン」(230円)も2月7日から登場!



心地いいカフェとバリスタが淹れるラテ

カフェでは、ショーケースに並ぶケーキとラテ・紅茶・ジュースを楽しめるほか、クロワッサンもオーダーできます。
ケーキセット(好きなケーキ1個 + 好きなドリンク1つ)は、合計金額から100円引きに。

「Latte/ラテ」450円
苦味もしっかり感じられるカフェラテ。
珈琲豆は、修業中に土屋さんがコーヒーの世界に興味を持つきっかけになったという香川県の「Landscape coffee37」の石川さんが挽く豆と、東京の自家焙煎珈琲店から仕入れた豆を順番に使用。
現在は「Landscape coffee37」の珈琲豆です。

ラテも、東京でバリスタのラテアートを学んだ土屋さんが手がけています。牛乳は豆乳に変更可能。

ドリンクはイートイン、テイクアウトともに価格は同じ。現在はメッセージを添えたカップで提供しています。

お店は、「お菓子と花で色をいれたい」という土屋さんの思いから白を貴重とした空間に。そして、「気軽に店に入ってもらえるような雰囲気にしたい」と、大好きなブルーグレーの扉を合わせたのだそう。

店名「sincere(シンシア)」は、英語で”誠実な〜””偽りのない〜”を意味します。
「使う食材に対してはもちろん、それらを届けて下さる農家さんや業者さん、そしてお菓子やコーヒーを召し上がっていただくお客様にも誠実に向き合いたい。自分に関わる全ての人やモノに正直に向き合う!!という自身の宣誓の意味合いも込めてsincereと名付けました」と土屋さん。

自家焙煎珈琲店をリノベーション。2022年、同珈琲店のオーナーから連絡を受けたことをきっかけに、「Patisseries cafe sincere」開業に向けた準備がはじまりました。
お店は、カウンター等、もとの店舗を活かした空間です。

お店は須坂市役所隣の島田ビル1F。駐車場は須坂市役所とビルの間にある脇道を入ると共有駐車場があります。右奥方向にある「sincere」の看板が目じるし(2台)。

(text&photo:Web Komachi編集部yamamoto

Patisseries cafe sincere
(パティスリー カフェ シンシア)
●住所
長野県須坂市須坂1528-3 島田ビル1F 西
●営業時間
当面の間 11:30〜16:00
※変動あり。Instagramで発信
●定休日
不定休
●カフェ席数
2名用テーブル 3席
カウンター 3席
●駐車場
2台(店舗の裏)
●備考
◎現金払いのみ
クレジットカード・電子マネーは準備中
◎ホールケーキ・単品とりおきは当面は受付不可
◎キッズチェアあり
●Instagram
https://www.instagram.com/patisserie.cafe.sincere/


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